本当です。でも、東京メトロの路線図や、千代田線の車内に貼ってある停車駅案内図を見ると、支線とは分かりにくいですね。 分かりにくくしている原因の一つは、北綾瀬支線が、千代田線本線の終点である綾瀬駅から出ているからでしょう。終点同士がいっしょなら、つながっていても良さそうなものですよね。 しかし、千代田線本線から北綾瀬へ直通する電車は、 1つもありません。千代田線は10両編成、北綾瀬支線は3両編成のワンマン運転で、おまけに15分に1本程度しか運転されず、なかなか不便な存在です。実は、北綾瀬には営団地下鉄の車庫があり、車庫を造る見返りにミニ駅を作って住民の利便性を図ったということだそうです。 千代田線本線の約半数は、JR常磐線と直通していますから、綾瀬駅を出ると次は亀有駅です。 綾瀬駅は大変興味深い構造をしていて、北綾瀬支線は切欠状ホームである0番線から発着します。北綾瀬駅は、環状七号線に近く、つくばエクスプレスが開通するまでは陸の孤島にぽつりと存在する駅で、駅は小さくても存在意義自体は絶大。でも、支線の便の悪さから、バスを使う住民も多いとか。