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料理をしない若年層が増え、簡単に分かるはずの食材の見分けが付かない人が多いようです。分かる人には信じられないことですが、キャベツと白菜さえ、区別がつかないというのです。そんなようでは当然、キャベツとレタスの区別もつかないでしょう。
確かにこれらは共に葉物野菜で、葉っぱをむいていくと芯まで葉っぱ。しかし、似ているのはその程度でしょう。
《白菜》
形:球形より長細い
葉の形:キャベツより長細く、白い部分が多い
用途:鍋物、漬け物、中華料理(八宝菜など)
《キャベツ》
形:ほぼ球形
葉の形:円形に近い
用途:サラダ、千切り、ロールキャベツ、餃子、ポトフ、漬け物、中華料理(回鍋肉など)
《レタス》
形:ほぼ球形
葉の形:円形に近い、キャベツより薄く水分が多い
用途:サラダ、サンドイッチ、炒め物(まれに)、味噌汁(一部地方のみ)
キャベツとレタスの見分け方は、(1)持ったときに軽いのがレタス
(2)葉っぱの中心(葉脈)が濁りのない白であればキャベツ、という具合です。
キャベツは、葉物野菜の中ではダントツに安いという特徴があります。そのため、コンビニなどで売られているサラダは、下の方にキャベツを入れて、上にレタスをちらし、ごまかしています。
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