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東京で箱崎と言えば、日本橋箱崎町を指しますが、そんな駅は地下鉄にもないので、分かりにくいですね。
箱崎は、成田空港の出先機関としての東京シティーエアーターミナル(TCAT)があり、かつては海外旅行客によく利用されたようです。従って、「箱崎」は、「東京シティーエアーターミナル」の別称です。
また、首都高速には箱崎Jctという結節点があり、都心環状線と、千葉・茨城・埼玉方面を結ぶ重要な役割を担っています。箱崎自体は6号と9号が分岐するだけの地点ですが、すぐ近くの江戸橋Jct・両国Jctとともに、都心と、千葉・茨城・埼玉を移動する車が集中する渋滞ポイントです。実質的には、都心環状線と6・7・9号線の分岐点のようなもので、京葉道路・常磐自動車道・東北自動車道の都心側ターミナルの役割を果たしています。外環道や中央環状王子線が開通する以前は、東北自動車道も箱崎経由でしか行かれませんでした。
地下鉄半蔵門線が延伸開通した際に、箱崎という駅を作れば良かったのですが、
仮名称は「蛎殻町」、開通した際は「水天宮前」になりました。要するに、箱崎とは、地下鉄の水天宮前駅の近くだと思えば良いでしょう。
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