「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
不妊治療は、どちらかというと周囲からの「子供を作れ」というプレッシャーに負けて始めるケースが多いものの、逆のパターンもあるようです。
金銭的にも精神的にも辛い不妊治療をする嫁を見て、旦那だけでなく、舅や姑までもが、「そんなに頑張らなくても良いから、孫の顔なんて見なくたって大丈夫なのだから」となぐさめ、そして、あきらめても良いんだよと優しくいってくれるのです。近年ではむしろ、そういった親の方が多いのかも知れません。
でも、そんな風に優しくされたら、逆に「この人たちのために頑張ろう」と思えてきてしまいますね。孫の顔を見せて、喜びほころぶ義父母の顔を見ることが、自分にとっても幸せなように感じたとしても、人として自然なことでしょう。
不妊治療はとても切ないものですが、不妊のままあきらめたら、
切なさは一生続きます。途中で投げ出してしまうのは、何よりも、将来の自分のためにもならないのです。不妊治療は、人のためではなくて自分のためにするもの……と考えれば、義父母の温かい言葉は思いやりだけ受け止めて、治療の方は気の済むまで続けると良いでしょう。
は編集部のオススメ記事です。