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初めての人工授精、期待と確率

 
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 晩婚化に伴い、不妊に悩む夫婦が増えているといいます。不妊治療の入口は、タイミング指導で、正確な排卵期を知り、そして排卵誘発剤などにより、規則正しい排卵を促すことです。ここまでは「自然妊娠」と言えますが、次のステップが、人工授精です。期待も高まると思いますし、それなりの確立で妊娠に結びつくことでしょう。

 初めての人工授精となると、いろいろと不安や心配もあるでしょう。しかし、過度に恐れる必要はありません。牛や豚などの家畜は、人工授精により妊娠します。この技術は確立されていて、安全です。また、奇形発生率や障害児のリスクなども、ないと考えて良いでしょう。

 それでも、あられもない姿を医師の前でさらけ出し、異物を大切な場所に挿入されることに対する抵抗があるかも知れません。しかし、これをイヤがっていますと、妊娠初期の妊婦健診も受けられなくなってしまいます。

 むしろ、プレッシャーは男性側の方にあると言えます。十分な環境がなく、
時間的な制約もある中、きちんと採精できるのかと言えば、自信がなくなるのも当然です。されるがままにしていればよい女性に比べると、真のプレッシャーは男性の側にあるのかもしれません。

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