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ピアノの調律料金の相場は、近年、下落傾向にあります。それもそのはずで、団塊ジュニアが小学生だった頃に比べて、ピアノの売れ行きは低迷、また、その頃売れたピアノは調律もしないまま家庭に眠っている場合が多く、調律の需要そのものが減っているからです。
ですから、20年以上にわたり漫然と同じ調律師に頼んでいる場合は、料金が高止まりしている可能性があるので注意が必要です。
現在、ネットで探せば、10,000円前後の料金でやってくれる調律師がゴロゴロみつかるのが現状です。しかし、当然、調律には腕がかかってきますので、下手な調律師に当たってしまわないか、心配ですね。ピアノを壊されてしまっては元も子もありません。
また、調律というのは家に上がって
やってもらうことになりますから、「怖い人でないか」「いったとおりの料金でやってくれるのか」「押し売りや強盗だったりしないか」と心配になるのも当然と言えます。
腕の良い調律師を探すのに確実なのは、レッスンを受けていれば先生に紹介してもらうこと、ピアノをおいているライブハウスなどでは、店の主人に紹介してもらうことが考えられます。図々しいようですが、店の主人は、調律師に客を紹介してやったということで貸しができますので、実はこれは三者に利益があることです。「このお店のピアノ、すごく音色がいいですね」とおだてて「調律とかどうしてるんですか」と切り出してみるのも一案です。
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