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減便の青梅線・五日市線、首都圏の近未来の姿か?

 
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 2015年3月のダイヤ改正で、JR東日本の青梅線や五日市線が、日中の運転本数を1時間あたり3本から2本に減らす大幅な減便を行い、反響を呼んでいます。

 青梅や五日市は、東京都内であり、立川から30分程度で行ける場所です。1時間あたり15本にも及ぶオレンジ色の中央線快速電車が、そのまま直通しているところでもあります。このような場所で、列車の数が減らされるというのは驚きですね。

 しかし、東京都内とは言っても、青梅や武蔵五日市などは、徐々に高齢化と過疎化が進んでいるのかも知れません。五日市線の近年の日中の乗車率は3割に満たないとも言います。

 これでJRが味をしめれば、他の路線でも減便が広がっていくのは間違いないでしょう。八高線、相模線、川越線、鶴見線などは危ないでしょう。

 また、私鉄でも同じく、東武鉄道や西武鉄道などは泡沫路線をたくさん抱えていますから、
いずれ減便と廃線の波がやってきそうです。今回のJRのような淋しいニュースは、10年後にはもっとありきたりのものになっているかもしれません。

 また、マイホームを購入する際には、減便や廃線の憂き目をみなくて住むように、しっかりした需要に支えられている路線を中心に検討した方が良いでしょう。

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