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マンション・可動間仕切りの部屋は、1部屋に数えない方がよい

 
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 分譲マンションの中には、「3LDK」「4LDK」などとうたいながら、そのうちのひと部屋がLDKとひとつながりの部屋を「可動式の間仕切り壁」で仕切っているだけのものが多いのが実状です。和室の場合には、ふすまで仕切っていることもあります。LDKと一体とした部屋として使うことで、開放感のあるLDKとも取れますから、ある意味、柔軟性のある間取りだとも言えます。

 しかし、このような間取りでは、可動間仕切りで仕切られた部屋はLDKの一部と考え、部屋と考えない方がよいでしょう。仕切って個室として使おうとしても、LDKを介さないと部屋に入れないだけでなく、音もだだ漏れで、プライバシーも無いし、この手の間取りではLDKが狭いことが多く、仕切ってしまうとLDKがかなり圧迫感が出ます。

 ソファーセットとダイニングテーブルを置くなら、LDKだけで20畳、LD部分で15畳は欲しいところです。しかし、この手の物件は、LDKだけだと12畳にも満たないようなものも多いようです。

 このような小部屋は、やがて子どもに個室を与えた後に、夫婦が布団を敷いて寝るスペースに充てられることも多いようです。なんだか、惨めな感じがしますね。



 マンションの間取りは、上図のように南一面に窓とバルコニーがあって、
反対側に共用廊下があり、南側にLDK・共用廊下側に2部屋取っている、「田の字形」の間取りが多いのですが、ここになんとかひと部屋付けて3LDKにしようという苦渋の策でしかありません。

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