何人かに一人いる、いわゆる、薄毛、ハゲ頭。これも個性のうちですが、どうしてよりによって自分が禿げたのか、ということに関しては、なかなか納得がいくはずもないものです。 同窓会などに出席すると、ハゲとそうでない人の違いは歴然としていて、何人か仲間がいて安心するものの、どうして自分が……という思いに駆られるのは当然といえます。 こういうときに、人間は自分を責めて、自分の非に原因があるとしたがる傾向があります。たとえば、心が美しくないからとか、日頃の行ないが悪いからとか、そういったことが災いして、神様が罰を与えたのではないかというように考えてしまったりもします。 しかし、言うまでもなく、そんなことは関係がありません。遺伝と、生活習慣の2つ以外はほとんど関係がないというのが、現代の正しい医学というものでしょう。 薄毛は以前は「不治の病」ならぬ、改善困難なものでしたが、現 代に於いては、ミノキシジルやフィナステリドなどの顕著な効果の認められる薬剤が出てきています。あれこれ理由を考えている暇があったら、科学的な解決方法に一歩踏み出すべきす。