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運動苦手が体操教室に行っても意味はない!?

 
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 運動神経というのは天性の要素が大きく、いわゆる「運動音痴」というのは一生治らないといわれます。一方で、高い身体能力を持って生まれた子供は、将来、様々なスポーツの分野で活躍する可能性が託され、恵まれているといえるでしょう。

 運動の苦手な子を、体操教室などに入れて何とか克服させてやりたいと考えるのは、親心ですが、果たして意味のあることなのでしょうか?

 訓練によって克服できるものと、そうでないものがあります。縄跳びや跳び箱は、反射神経や高い身体能力を必要とせず、比較的、慣れによって克服しやすいでしょう。学校の体育の授業でこういったもので恥をかかないようにするために、体操教室で教えてもらうというのは悪い考えではありません。

 しかし、鉄棒のように腕力が必要だったり、球技のように反射神経が必要なものは、基本的に練習すればするだけ、才能ある者と才能ない者のの差は開く一方です。それに、ケガをする恐れもあるので、不得手な者があまり入れ込むべきではないと言えます。

 運動音痴が最も気をつけなければいけないのは、
ケガです。日本の学校教育ではいまだに「組体操」「騎馬戦」という危険で野蛮な競技をやっていますので、ここでいかにケガをしないかということを考えることの方が、大切かも知れません。

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