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足の上の物を落として足の指を骨折するというのは、非常にそそっかしくて間抜けな話のようですが、実は、「家具にぶつけた」と共に、オーソドックスな足指骨折の原因となっています。
そもそも、前に抱えて持っているものをそのまま落とすと、足の指の上に落ちますから、私たちは今まで良くも、足の指を骨折せずに生きてきたものだと考えることもできます(実際に骨折経験ありの人は除いてですが)。
危険なのは、重たいもの、堅いものになります。家の中では、図鑑などの重たい本や、大きめの皿などが、危険です。どうすればよいか? 物を落としたときはとにかく、足に当たらないように、よけることです。
地震の時も、このことはとても大切です。大地震では机や棚からいろいろなものが落下しますが、こういった落下物に足をやられてしまうと、その後の避難に影響を与えます。大地震の時に重点的に守らなくてはならないのは、足です。
落下物で足の指を打撲したときに、骨折か単なる打撲かの判断は、
腫れているかどうかや痛みの程度などで簡単に判別することはできません。おかしいなと思ったら、整形外科を受診することがポイントです。
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