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若者が免許持たず、クルマを欲しがらない理由

 
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 最近の若者は、クルマを欲しがらなくなったといいます。運転免許の保有率も下がる一方のようです。これなど、完全に、自動車関連業界の自業自得でしょう。

 一番悪いのは、自動車教習所です。タダでさえ、教官が威張っていて感じが悪いイメージがあるのに、彼らは少子化時代を見据えて、生徒が減っても収入が確保できるようにするためにロビー活動を行い、運転免許取得にかかる受講時間を増やしてしまい、結果として、教習所に払うお金は増えてしまいました。

 しかし、今や大学生の実家からの仕送りは、団塊ジュニア世代の頃を大きく下回ります。とてもではないですが、親も、高い教習代を負担できなくなってきているのです。

 また、以前に比べると都会で生まれ育った学生が増えていて、田舎で育った人に比べれば自動車の必要性を感じていないことも原因です。

 そこへ来て、スマートフォンの普及があり、ドライブやデートなどせずとも、家の中で定額パケ代だけで無限に時間をつぶせるようになったのです。ゴルフや釣り、スキーなど自動車が必要になる趣味を持つ人口も減っています。

 将来、自動運転装置が普及することを考えれば、
老後にクルマが運転できないことのデメリットもなくなります。自動車教習所の団体が、自動運転装置の開発や普及を阻害しないことを祈りたいですね。

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