
世田谷区は、もともと「品川ナンバー」の地域です。「品川ナンバー」には、渋谷区・港区・千代田区などが含まれ、平均的に見て、世田谷区よりも格上のエリアが多いと言えます。簡単に言えば、「世田谷ナンバー」よりも「品川ナンバー」の方がカッコイイのに違いないのです。
それなのに、なぜ、わざわざ「世田谷ナンバー」を導入しようとするのか、意味不明ですね。
大体、ナンバープレートから住所を推定されたりする可能性は、極力、小さくしておいた方が良いのです。品川ナンバーよりもむしろ「東京ナンバー」の方が有難いくらいです。
今回の動きは、住民の合意も得ずに役所が勝手に政策を推し進めて暴走している良い例だと言えるでしょう。考えてみれば、東京オリンピックの誘致についても、都民は何らの判断を示してもいませんから、これだった役所が勝手に決めてやっていることです。
「杉並ナンバー」に至っては、 何をアピールしたいのかも不明で、全国的に言ってもピンと来る地名ではないですし、絶対に撤回するべきでしょう。