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日本直販を運営する総通が、民事再生法の適用を申請して、事実上破綻したとのことです。しかも、過去20年間で粉飾決算を重ねて70億円もごまかしていたようです。
テレビ通販は、かつてはそれこそ、便利な製品をお手頃価格で分割もOKで売っていて、何となく「早く電話しなきゃ」という気にさせるCMの作りで、日本文化センターや第一家電と共に全盛時代を築いていました。高枝切りばさみをヒットさせたのも日本直販のようですが、ナゾなオマケがたくさん付くのもテレビ通販の特徴ですね。
しかし、テレビ通販で思い出すのは、いまや「ジャパネットたかた」でしょう。また、通販そのものが、以前のカタログ通販からインターネットに移行し、もはや質が変化しています。ホームセンターの台頭も、逆風だったと思われます。
それでも、小売業ではなくメーカーも兼ねて事実上のテレビ通販をやっている企業を入れると、むしろ今はテレビ通販全盛時代かも知れません。やずや、
HRK、プロアクティブ、再春館製薬など。こちらは中抜きの発送で、卸や小売りを介さずに直接、消費者をつかむことで成功をしています。
は編集部のオススメ記事です。