2013年3月12日の午後1時50分頃、東京駅に到着する直前の「のぞみ120号」で、運転席で車掌が10円玉を落として、運転台のレバーの根元のすき間に落ちてしまい、取れなくなったそうです。安全のため大事を取って、この車両は折り返し博多行きに使用せず、別の車両に交換し、16分遅れて1100人に影響が出たとのこと。 車掌が開けた財布は車内精算用のもので、車掌の責任は余り問えなそうです。 思い出されるのは、クルマの運転席で、ブレーキペダルの下に物が挟まってしまいブレーキが踏めなくなるトラブル。空き缶やペットボトルなどの、転がってペダルの下にはまる可能性があるものは運転席の下には絶対に置いてはいけないのですが、さすがに10円玉の厚みがはまる程度のすき間では、防ぎようがない気がしますね。 新幹線は事故を起こすと影響が絶大なので、 安全の上に大事を取ってということなのでしょうが、この10円玉がそこまで取り出せないというのも滑稽な話ですね。 今後、電車の車掌は財布を開けるときは、よくよく注意深くする必要がありそうです。