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日本人は無宗教ですが、季節やイベントにちなんで、突然、1日だけ特定の宗教の信者になります。
クリスマスは、キリスト教信者になります。人が死ぬと、仏教徒になります。人によっては2月14日や10月31日もキリスト教信者になります。結婚するときは、キリスト教信者になることが多く、お盆には仏教徒になります。
そして、数少ない「神道」の信者になるのが、1月1日と、七五三です。しかし、初詣で有名なスポットには、川崎大師、成田山、浅草寺などの「寺」が混ざっています。罰当たりですね!?
これは実に不思議なのですが、おおかたの日本人は、自分が参拝しているところが神社か寺かなど、気にしていないのでしょう。考えてみれば、似たようなものであることには違いありません。賽銭箱もおみくじもあって、違いといえば墓や鳥居があるかどうか。
当然、敬虔深い仏教徒なら、正月に寺を参拝しても良いでしょう。しかし、
仏教徒でなくとも、少なくとも、自分が参拝しているのは神社ではなく寺だ、ということは最低限、認識してもらいたいものです。
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