「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
コンビニといえば、何でも売っている便利な「街のよろず屋さん」というイメージでしたが、最近では変わりつつあります。普通にスーパーや街の食料品店で売っている当たり前のものが、手に入りにくくなっているのです。
これは、コンビニが大手3社に集約されつつあり、PB(プライベートブランド)だらけになってきたことが原因です。特に、パンにこの傾向が強く、「超熟」などのナショナルブランドはほんの少ししか扱われず、自社商品ばかりが目立つようになってきました。
冷凍食品や、チーズ、ハムなども同じ傾向があります。「TOP VALU」や「セブンプレミアム」のようなものばかり、菓子も、「ぼくのおやつ」シリーズなどで、本来どこでも買えたものが排斥されつつあります。
逆にいうと、ここにこそ、中小コンビニの付け入る隙があるようにも思われますね。ファミリーマートやセブンイレブンが近くにあるよりも、ポプラやセーブオンなどの弱小チェーンの方が、むしろ、欲しいものが売場にあるのです。
笑い話とはいえ、そのうち雑誌や新聞もPBになってしまうかもしれません。
こうなるともうコンビニは、無印良品やユニクロのように、自社商品を売るだけの業態に変わってしまいそうです。ダイソーでさえ、菓子は普通のブランドが並んでいるのに、嘆かわしいことです。
は編集部のオススメ記事です。