かつて、エンタの神様に「赤いプルトニウム」という、女ピン芸人が何度か出演しました。茨城県出身で、茨城県のことをいろいろネタにするのが芸風で、当時は「U字工事」というコンビ芸人が栃木をネタにしたものが先にブレイクしていたことから、若干、二番煎じ風でした。

　その後に、福島原発の事故が起きて、３号機がプルサーマルであることが広く知れ渡りました（大手メディアは自主規制していました）。この事故の関連で、「プルトニウム」という言葉が原発周辺住民感情に配慮して、使いにくくなったわけです。

　まあ、それは そうですね、もともと変な名前でしたから、いっそのこと「赤プル」なんていう略称まがいのものではなく、もっと普通に改名してしまって良かったのではないかと思います。

　さて、その赤プルちゃんですが、先日の「爆笑！レッドカーペット」で久々に現れ、茨城を馬鹿にするのではなく、旦那を馬鹿にするネタを披露していました。ネタを聞いていると、お二人の行く末が心配になってしまうような貧困ネタですが、これからも見守っていきたいですね。