「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
概して、ネタ芸人がネタでブレイクして、バラエティ番組にネタではなくゲストとして呼ばれるようになると、アドリブでの受け答え、トークの力量が問われるようになり、ここで多くの芸人が撃沈してきました。かつての小梅太夫や、桜塚やっくん、エドはるみ、髭男爵など、枚挙にいとまがありません。
これには、「ネタ」で作り上げたキャラをどこまで崩していいのか、または、そのまま行くべきなのかという葛藤が、あきらかに悪い影響を及ぼしていると言えます。
そこへ行くと、最近露出の多いスギちゃんの場合は、キャラをそのまま生かしていけばいいのです。
かれも最近、かなりバラエティ番組
への出演が多いですが、やっぱり、受け答えは、不慣れさもあってB級。彼の場合はそれが人の良さアピールにもつながり、決して成功していないわけではありません。しかし、彼は、突然ふられたときには、なんでも「ワイルドだね~」と感想を言えばいいのです。相づちや、VTRを見ているときにも、ところどころ「さすがだね~、みんなワイルドだね~」と言っていれば、ああ、確かにワイルドか、と聞き手は勝手にいいように解釈してくれます。それに、視聴者も司会者も他の出演者も、スギちゃんがそつなくトークをこなすことを期待していると言うよりは(長い目では当然それも応援していると思いますが)、とりあえず「ワイルド」と言って欲しいのです。
ですから、スギちゃんはこれから、ムリしてコメントや切り返しをしようとせず、窮したら「あんたもワイルドだね~」みたいな感じで流しておけば良いのではないでしょうか。
サイト内の関連記事
・スギちゃん~アドリブ苦手なスギちゃんに秘策
は編集部のオススメ記事です。