塩や砂糖に、賞味期限が記載されていないのをご存じですか。これらは、かなり長期に使用できるものなので、賞味期限を記載していない、などの表記がある場合もあります。それでは、一体いつまで使って良いものなのでしょうか? まず、これらの大前提として、当たり前のことですが、保存状態が良いということがあります。じめじめしていたり、高温多湿、または、衛生的でない環境では、賞味期限以前の問題で、そもそも保存に適していません。 よって、清潔で、乾燥していて高温にならない場所に置いておく前提ですが、 塩や砂糖は安定な分子構造をしているため、実は、相当の期間、使って差し支えないそうです。なるほど、そういうわけで、消費期限の記載がないのですね。 同じようなものに、アイスクリーム類があげられます。冷凍なので、と考えがちですが、冷凍食品はたいてい、1~2年程度の賞味期間が設けられています。アイスが表記しなくて良いというのは、原材料が生乳であることも考えると、不思議ですね。