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スケバン恐子のネタで「エンタの神様」で活躍し、一世を風靡したお笑いピン芸人の桜塚やっくんが、高速道路の事故で亡くなりました。ご冥福をお祈りします。
報道によりますと、当時、自動車を運転していたのは桜塚やっくん本人で、中央分離帯に激突する単独事故を起こし、車外に出たやっくん本人と同乗者一名が、それぞれ後ろから来た別のクルマに跳ねられて死んだということです。
過失とはいえ、やっくん本人は事故を起こした張本人なので、自業自得といえばそれまでです。また、無くなった同乗者は、自分で事故を起こしたわけではないのでとばっちりですが、車外に出たという過失があった。これはやはりうかつでした。自業自得とまでは言えませんが、本当に悔やまれます。
そして、跳ねてしまった後続車の運転手も、同情すべき存在かも知れません。現場は見通しが悪く(これが中央分離帯にぶつかった一因かも知れません)、とっさのことでどうにも対応できず跳ねてしまったということで、悪くはないのです(スピード超過などがあれば別ですが)。人を跳ね殺してしまったという記憶は一生消えず、時にうなされ、また自動車の運転はもうできないかもしれません。
今回の痛ましい事故に際して、報道のあるべき姿は、
高速道路で車外に出ないよう注意を喚起し、悲劇を繰り返さないようにすることです。やっくんの往年の業績を讃えるのも良いですが、彼の死をムダにしないために、高速道路上での事故は、みだりに車外に出ず救援を待つということを啓蒙するべきです。
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