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除草剤まみれのキャノーラ油 遺伝子組み換え作物の恐怖

 
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 遺伝子組み換え食品が、私たちの健康を脅かしています。遺伝子組み換えそのものが体に悪いのではありません。しかし、遺伝子組み換えは、大量の除草剤と農薬を使っても大丈夫な品種改良のために行っています。遺伝子組み換え食品が作付けされている畑は、大量の除草剤がまかれ、遺伝子組み換え以外の作物は育てることができないのです。土壌の汚染は、何十年も続きます。以降、遺伝子組み換えでない作物を作付けすることは難しいでしょう。遺伝子組み換え作物は、除草剤と農薬に汚染されています。ベトナムの枯れ葉剤の例を出すまでもなく、私たちの健康を脅かすことは目に見えています。

 自分が買っているものは「遺伝子組み換えでない」と書いてあるから大丈夫、と考えるのは禁物です。例えば、多くの揚げ油は菜たね油ですが、アブラナは遺伝子組み換え5大作物の1つに数えられ、遺伝子組み換えの温床です。スーパーで売られている菜種油(サラダ油、キャノーラ油など)を見ると分かりますが、「遺伝子組み換えでない」と書かれている製品はあまりありません。

 当然、飼料になっているコーンなども遺伝子組み換え作物が多いと考えられますから、
私たちは食肉を通して除草剤を食べている形になります。野菜や穀物よりもむしろ肉の方が危ないというのは、なんとも皮肉な話ですね。

 「世界が食べられなくなる日」(ジャン=ポール・ジョー監督)という遺伝子組み換え作物を扱った映画が話題を呼んでいますが、一見の価値があるでしょう。

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