「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
近年では超音波画像診断の技術が発達し、また設備も低価格したことから、町の産婦人科でも胎児の様子を簡単に知ることができるようになりました。出生前に性別を確定することはもちろん、胎児の形態異常などもかなり早期から判別が付くようになったことで、逆に母親をいらぬ心配に落とし入れてしまう面もあります。
技術がもたらした悪弊なのかもしれません。
特に、「胎児の頭が少し大きいようだ」と言われるケースがよくあるようです。すると、「水頭症ではないか」「ダウン症ではないか」などと心配がつのってくるでしょう。
しかし、何ともない場合でも、医師が「この子は頭が大きい」ということは良くあるようです。そもそも胎児は頭が大きいものですし、親としては医師の言葉は重く受け止めがちですが、医師の方はそれほど気にしていない場合もあります。
妊婦や、妊婦の夫は、なにかとナーバスになっていますので、
ちょっとした異常でも心配事と捉えがちですが、本当に心配なことがあれば医師が検査を勧めるでしょうから、あまり気にしすぎない方が良いのではないでしょうか。
は編集部のオススメ記事です。