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初心者というのは、文字通り、始めたばかりの人です。ですから、上手か下手かということは余り関係がありません。
世の中にはどの分野にも天才がいますから、例えば「私はスキーの初心者だ。今日初めて、ゲレンデに立った」と言いながら、余裕でスイスイ滑れることだってあるのです。この人は、初心者にして上級者という、全く羨むべき存在なのです。
つまり、「初級者・中級者・上級者」という物差しと無縁に、「初心者」という言葉が存在していると言えます。
ところが、世の中には、自分は下手だからと言って謙遜するときに「初心者です」「初心者です」と言う人がいます。スポーツならワンシーズン、その他の趣味でも3~4回もやれば、初心者とは言えません。こう言うときは、「自分は、初級者だ」と言うべきです。
「私は何年もやっているがいまだに初心者だ」と言うのは
間違いで、「私は才能がないから何年やっていてもいまだに初級者だ」と言うのが正しいでしょう。
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