結婚後も旧姓で仕事、夫が激怒して離婚も辞さない構え
結婚において最も大きな変化の一つは、同じ苗字になることです。平松絵理の唱歌でも「あなたの苗字になる私」と歌われています。これは、恋人としての男女交際や、同棲では、ないことですから、劇的な変化と言えるでしょう。
しかし、近年、女性の社会進出に伴って、結婚後も仕事を続ける女性が増えています。同じ仕事を続ける場合には、結婚前の旧姓をそのままつかうことを認めている会社もあり、実際、それを選択する女性が増えているようです。
このような人たちの理屈には「混乱をきたす」「慣れているのでこの方が良い」などいろいろあるようですが、本質は、やはり苗字が変わることへの抵抗だと言えるでしょう。そもそも、職場と私生活で違う苗字を使うことの方がよほど混乱の元であり、二重人格と言いますか、苗字ごとに別の人格が形成され存在し続けていく恐れがあります。
ですから、結婚後も旧姓を使い続けていることを知った夫が、怒るのは仕方のないことです。しかし、そこからが正念場です。夫を納得させることは難しいかも知れません。しかし、折り合いがつけられなければ行き着く先は離婚ですから、あまり軽く考えない方が良い問題でもあります。
結婚後も旧姓を使いたい女性は、結婚前に、それを条件として盛り込んでおく方が賢明でしょう。
「私と結婚したいなら、親と同居を求めないこと、たばこをやめること、私が仕事を続けることを認めること、あなたの苗字を使わなくても良いこと」と。
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