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豚肉のリエットは、フランスではオーソドックスな保存食で、パンが主食のため手軽にパンに塗れるものとして重宝されています。米が主食の日本では、佃煮みたいなものでしょうか。
さて、お店で「豚のリエット」を買ってくると、上の方に白い油みたいなものがびっしりとのっていることがあります。これは、食べて大丈夫なのでしょうか?
これは豚の脂、つまりラードで、保存食であるリエットのフタの役目をしています。ですから、食べても構わないのですが、奥の方のリエットを取って、また、もとどおりにその油の塊でフタをすると、リエットの劣化を防げます。
ところで、リエットはパテと違い、脂ごと煮込むところに、この特徴があります。おいしさのあまり、リエットもパンも大量にたいらげてしまいそうですが、脂肪分の取りすぎには注意したいですね。
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