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安易に、産まれた季節から子どもの名前を付けてはいけません。夏に産まれたから夏子だなんて、馬鹿にしていますね。字を変えて奈津子や菜津子としても同様でしょう。
季節の漢字というのはインパクトが強く、どうしてもその季節そのものをイメージしてしまいます。「鈴木さん」から、ベルをイメージする人は少ないでしょうが、「夏子」「秋子」ともなると、やはり、その季節を思い浮かべてしまいますね。
しかし、本人からしてみれば迷惑です。
夏子なのに冬が好き、大いに結構ではありませんか。
でも、これでは自分の名前を好きにはなれませんね。冬子という名前はあまりありませんが、春子、夏子、秋子という名前は、原則として付けない方が良いでしょう。また、漢字を変えて晴子、亜希子なども同様と言えます。
ただし、名字にも季節が含まれているときには、例外的に、そのイメージを打ち消すために反対の季節の文字を入れるという工夫は、検討の余地があります。
例:
春日 秋彦
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