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マヨネーズ、生卵が原料なのに、なぜ常温保存で腐らない?

 
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 マヨネーズの主原料は、食用油、酢、卵黄、塩です。しかし、いかに未開封とはいえ、日本で市販されているマヨネーズは原則として常温保存が可能で、賞味期間も数ヶ月から1年以上に及びます。

 卵なんて一番、腐りそうなものなのに、どうして、常温保存が可能なのでしょうか? しかも、マヨネーズの原料は日本農林規格で決められていて、余計な添加物なども入れられないようです。

 やはり、殺菌作用の強い酢と、高い塩分濃度が鍵を握っているようです。油は元々腐りませんが、酢と塩の多いマヨネーズは、細菌に付けると逆に細菌の方が死滅してしまうほど殺菌作用が強いそうです。

 もっとも、メーカーのWebサイトによりますと、原料の卵黄は、固まらない程度の加熱殺菌をしているそうです。主にサルモネラ菌対策のようです。

 そうは言われても、やはり生の卵黄を常温で何ヶ月も保管したものかと思うと、気持ち悪いと
感じるのは仕方がないですし、食べる気が失せてくるというものです。油分も多く余り体によい調味料ではないので、気持ち悪いと思えば、食べないというのも悪い選択肢ではないでしょう。

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