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嫌われ者のパターンはいろいろとあります。嫌味だとか、のろいとか、不潔、ずるい、せこい、……。そんな中で、嫌われ者の王者といってもいいのが、「威張る人」です。多くの人が口をそろえて、威張る人は嫌いだ、と言います。
威張る人の特徴として、当然ながら「自分は偉くて、みんなから尊敬されている、一目置かれている」と勘違いしているので、嫌われていることに気づいていません。どうして気づかずにいられるのかと言えば、これは一つには「鈍感力」だと言えます。
しかし、それだけではありません。威張るというのは、誰にでもできることではありません。相手をパワーで圧倒することで、威張り続けることができるのです。ですから、周囲の人は、威張る人の前では萎縮してしまい、とてもではありませんが「威張るな」とか「私はあなたが嫌いだ」なんていうことは言えないのです。
こういった態度が、ますますその人をつけあがらせ、悪循環に陥っていることは間違いありません。
では、このように威張り腐っている嫌われ者に、なんとか「嫌われているよ」ということを知らせるにはどうしたらよいのでしょうか?
相手をたしなめるための定石の一つは、一般論として論じることです。
「威張ってる人って、やだよね」という当たり前のことを、その人の前で話すことが重要です。しかし、その人が威張っているという風には言わない。回りくどいことをするとかえって怒らせるのではないかという心配は無用です。威張ってる人は、自信家で、鈍感なのですから、自分が悪口を言われているなんていう風には考えてもみないものです。
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