では、この「請書」とは、一体何なのでしょうか?
おおむね、「注文請書」と解釈すれば間違いありません。物品売買契約であれば、「注文を受けたよ」という意思表示、請負契約であれば、「確かに請け負ったよ」という意思表示で、契約とは、「注文」の一方的な意思表示で成立するのでなく、相手方の了承があって成立することから、請書を出した時点で契約が成立すると解釈するのです。
さて一般的な書式ですが、 下記のような項目を書いておけばよいでしょう。
注文請書
品名:○○○○○○○○
納入時期:○○○○○○○○
納入場所:○○○○○○○○
支払条件:○○○○○○○○
合計金額:○○○○○○○○
(明細)
以下略
請負契約の場合は、金額により収入印紙が必要です。日付
○○○○御中自社名・所在地
下記の通り注文を承りました品名:○○○○○○○○
納入時期:○○○○○○○○
納入場所:○○○○○○○○
支払条件:○○○○○○○○
合計金額:○○○○○○○○
(明細)
以下略