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細川護煕って誰?なんて読むの?私、知らない……

 
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 東京都知事選に、「細川護煕」なる元首相が出馬するという電撃ニュースが伝わりました。早くも自民党は、細川を当選させないためのネガティブ・キャンペーンを始めましたが、その争点は「佐川一億円」と「高齢」だそうです。

 高齢は誠にその通りで、石原慎太郎が最後に当選したときよりは若いものの、細川護煕が首相だったのは今から20年も前のことです。総理大臣の名前を覚えるのは10代の頃からでしょうから、おおむね、30歳以下の人は、彼のことをよく知らないということになります。

 しかし、それは裏を返せば、佐川一億円問題についてもよく知らないということです。

 加えて、若者はそもそも選挙に行かないし、人口も薄い。少子化の影響です。20代が誰に投票するかは、情勢を大きく左右しない。それが今の人口ピラミッドというものです。

 「細川?誰それ?」といっても、それは「そんな人しらん」というマイナスだけではなく、「スゴイ人なのだろう」という畏敬の念を与える場合もあります。細川護煕を田中角栄や吉田茂と同じように考え、歴史上の人物ぐらいに感じる世代からすれば、70歳を超えてキリリとした彼の態度は精悍に映るかも知れません。

 念のためですが、
読み方は「もりひろ」です。

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