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調布飛行場事故に見る、小型機行政のザル加減

 
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 調布飛行場から飛び立った小型機が、付近の住宅街に墜落して5人が死傷した事故は、世間を震撼させました。この問題によって、私たちは今まで知らなかったことをいくつも知らされたでしょう。

 大手航空会社の定期便ならともかく、訓練目的や、私的利用で、このような密集地の空港を利用することは果たして合理的なのでしょうか?

 庶民の感覚からすると、まずもって「プライベートジェット」などの、小型機の私的所有など禁止してもらって良いものでしょう。また、訓練や遊覧も、もっと僻地の空港を利用するなら分かりますが、密集地で行うべきではありません。事実、調布飛行場では遊覧飛行は禁止されていたようですが、訓練目的と届け出ることで飛行できたことから、実質的には「ザル」だったと考えて良いでしょう。

 飛行自体が趣味で行なうフライトは、それこそ、パラグライダーやスカイダイビングのように、場所を決めて、他人に迷惑のかからない場所でやるべきです。

 調布飛行場は、都心からの距離も羽田と変わらない上、
最寄り駅からバスやタクシーの利用が必要ですから、定期便の就航先としては羽田が拡張された今は存在意義を失っています。

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