彼らはこのミサイル発射実験のため、2月に正恩氏の側近に抜擢。国家の威信をかけた大事業実現のための切り札として期待された。
だが、実験が失敗に終わったいま、待ち受ける運命は過酷そのものだ。
「首領の顔に泥を塗ったわけですから、クビが飛ぶのは確実。そればかりか、銃殺刑に処される可能性もある」(高氏)
ミサイル失敗に関わった担当者が処刑されるのではないかというのは、当然、ささやかれることですが、でも、本当ですかね? ぜひ次のミサイルは成功させたいと考える北朝鮮としては、そんな簡単に担当者を処刑していたら、人材がいなくなってしまいますよね。だが、実験が失敗に終わったいま、待ち受ける運命は過酷そのものだ。
「首領の顔に泥を塗ったわけですから、クビが飛ぶのは確実。そればかりか、銃殺刑に処される可能性もある」(高氏)
それに、 残った技術者だって、萎縮してしまって、次のミサイル実験でも、能力を十分に発揮できなくなってしまいます。
北朝鮮のような、ならず者独裁国家が、何でも処刑するという図式は、受け入れやすくまた私たちの偏見を満たしてくれて受けが良いですが、いくらなんでもそれはないのではないでしょうか。
但し、心ある担当者が、わざとミサイルを軌道をそらせて自爆させたという可能性もあるので、もしそういうことがあれば、本人だけでなく、見せしめに家族までもが処刑されることになるでしょうね。