JR秋葉原駅は、山手線と京浜東北線の複々線の上に、総武緩行線の相対式ホームがある3階建ての駅で、乗り換え利便性としては、山手線・京浜東北線の北行きホームからも南行きホームからも、総武線の上りホーム・下りホームの双方に直接行かれるという、利便性の高い駅です。 しかし、そのために構造が複雑で、特に重層構造になっているため、3階の総武線は地上からかなり高いところを走っていて、これは中央通りから見ても壮観です。 駅出口は、交叉部をくりぬいたような構造で狭く、また、大地震の際には大変な混乱も予想されました。 そんな秋葉原駅ですが、様相が一変したのは、つくばエクスプレス線が開通するのに伴って、拡張工事が行われてから。これによって、迷宮ぶりはますます深まり、線路が交叉している関係もあって、駅構内を歩いていると方向感覚を失いやすいので、注意が必要です。 乗り換え所要時間ですが、JR各線を相互に乗り継ぐには、時間はあまりかかりません。一方、つくばエクスプレス線は地下深く、東京メトロ日比谷線は駅自体が離れているため、それなりの時間がかかります。JR線とそれ以外を乗り継ぐ場合は、10分ぐらい見ておいた方が安心です。