就職活動というのは大学３～４年のうちに行うことが一般的ですから、就活生は２０台前半です。女性だと、いわゆる「若い女性」です。企業の男性の採用担当者からみると、就活生の女の子は、ひとたび異性として意識すると、とても魅力的に感じることがあります。

　就活生の方はとにかく内定を獲得するために真剣で一生懸命ですから、そのひたむきさを利用して、あの手この手で誘ってくる、よこしまな感情を持ったOBやリクルーター、採用担当者が出てきてしまいます。

　就活生の立場に立てば、それが本当に内定に必要なのか、採用活動の一環なのか、それとも異性として好かれて狙われているのか、図りかねるところがあります。会社の情報や仕事の内容、面接への望み方などを教えてくれると言われれば、その好意をむげに断ることはできないからです。

　こうして、告白されないまでも、もしかすると自分は狙われてるかも知れない、 と思ったとき、どのように対応すればよいのでしょうか。誘いの断り方も、とても難しいですね。

　男性の担当者と二人きりで、飲食店などで面会することになった場合には、なるべく都合を理由に昼にしてもらうのが基本です。また、話をこまめにノートにメモしたりするのも効果的です。逆に、異性の仲を利用して内定に有利に導いてもらおうとするのは、やめましょう。普通、そのような力はありませんし、後々、非常に面倒なことになる危険があります。