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上野の衰退 さびれる歓楽街と低下する集客力

 
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 上野駅周辺といえば、かつては東京の北の玄関だっただけでなく、浅草と並んで庶民の繁華街であり、映画やショッピングに賑わったエリアです。現在でも街を形成していますが、最近は元気がないですね。

 上野の街の中心は、上野駅と言うよりは御徒町駅付近で、アメ横(アメヤ横町)や上野松坂屋があります。また、東には多慶屋などのディスカウントストアが、西には歓楽街が広がっています。しかし、そのどれもが元気がないというのが実態です。どうしてこんなに、上野がさびれてきてしまったのでしょうか。

 当然、東北方面の列車が、新幹線主体の運行となり、北の玄関口も東京駅に吸収されたことが大きいでしょう。しかし、上野自体にも問題があります。ドンキホーテやホームセンターが全盛の時代に、安いからといって多慶屋やアメ横で買い物をする人がどれほど居るでしょうか?

 歓楽街は都内でも柄の悪さではトップクラスで、歌舞伎町や池袋西口に比べても、うさんくさい雰囲気が漂っていて、客引きが多くまともに歩けません。松坂屋も最近では、もはや百貨店の体を成しているとは……。

 現在のところ、上野エリアはそれでも、
赤札堂の経営するABABや、マルイ、ヨドバシカメラなどで賑わっては居ますが、次世代の人たちに受け入れられるような街で居られるか、勝負所でしょう。

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