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湾岸地域や豊洲のタワーマンションに未来はあるか?

 
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 湾岸地域には昔から高層マンションが開発され続けてきましたが、最近は特に豊洲地域に豪華なタワーマンションが大量に供給されています。本当に売れ残らないのか、また、何十年も生活していくのにふさわしい立地なのか、気になることがたくさんありますね。本当に豊洲のタワーマンションは「買い」なのでしょうか?

 豊洲のマンションがこれまでと異なるのは、価格が高いということです。これまでの常識では、湾岸地域は工場排気や大気汚染・浸水や液状化などいくつもの不安要素がありますし、なにより環境が良くないので、安いというのが相場でした。

 しかし、豊洲ともなると都心からかなり近く、有楽町線で2~3駅という交通の便の良さもあり、今や「ぜいたく品」として売られているのです。

 作りも豪華で、近くにはららぽーと豊洲など生活に必要な商店もできはじめ、銀座も無理すれば徒歩圏ですから、こんなに良いものはない、ということなのですね。

 しかし、これらの豪華タワーマンションを購入しているのは、「山の手や武蔵野台地にマンションや家を買えない人」ではありません。そういった地域にも買えるにに、敢えて湾岸豊洲に求めているということで、プラス評価を下して好んで買っているのですね。

 この地域の不安要素は大きく分けて、
(1)地震・洪水・液状化などの災害(2)地域高齢化によるゴーストタウン化(3)土壌汚染による健康被害ということになりますが、答えが出るのは数十年後ですから、見守っていきたいところです。

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