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青山(東京都港区)の高級住宅地、住み心地と人気の理由

 
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 東京の高級住宅地は、数多くあります。中でも名だたるものは、麹町・赤坂・麻布・白金・高輪・松濤、少し離れると、田園調布・鷹番・浜田山・吉祥寺などが挙げられます。

 こういった中で、港区の青山と呼ばれる地域(港区南青山・北青山)の人気は、際立っています。田園調布のような「いかにも」といった高級住宅地ではありません。青山エリアの人気は、どのような部分にあるのでしょうか?

 青山エリアは、住宅地としてだけでなく、商業地としての顔も持っています。その昔、赤坂・青山・六本木ともてはやされたように、60年代以降、特に東京オリンピック以降に急速に、外国人が住むようなハイセンスで垢抜けた街へと変貌していきます。六本木に比べると繁華街というイメージはありませんが、高級ブランド店、高級飲食店、輸入雑貨、そして近年では美容院の集積が進み、ファッショナブルなことでは他に追随を許さぬエリアとして不動の地位を確立してきました。

 大通りを一歩入ると、閑静な住宅街といった趣がありますが、良く見るとマンションが多く、そこにはアパレルメーカーが入居しているケースが多いことが分かります。

 青山の魅力の一つは、交通の便です。高級住宅地といえば鉄道の便が悪いケースが多いですが、このエリアは昔から地下鉄3路線が通る表参道駅を中心としており、利便性が高いです。加えて、都心にしては多彩なスーパーがあり、買い物に困ることがありません。

 また、南青山の一部地域を除いて、高台に位置し、地盤が良いことも特徴です。

 単なる金持ちの街ではなく、利便性と、センスの良さを求めたとき、
青山以上に秀でたエリアは東京でも見つけることが難しいかも知れません。

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