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立川と柏はどちらが遠いか?

 
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 東京・中央線の立川と、常磐線の柏は、共通点が多く良く比較されます。共にJRの長距離路線の東京近郊に位置する中核駅で、特急の一部も停車し、エリア内でも比較的広域的に人を集める繁華街を形成しています。

 立川駅周辺は、多摩地区の中心都市であり、東京都下では吉祥寺や町田を凌いで、随一の繁華街に成長したと言われています。青梅線・五日市線などの分岐ターミナルであると共に、多摩都市モノレールも整備され、交通結節点としての役割も大きくなっています。

 対する柏は、立川に及ばないものの柏レイソルの活躍などにより今や知名度もアップし、押しも押されもせぬ東葛地域の中核都市です。一時期は「千葉のシブヤ」とまで呼ばれたほど商業施設が充実しています。

 東京駅からは、立川駅の方が乗り換えなしで行かれる分便利かも知れませんが、中央線は快速でも停車駅が多く、特別快速に乗らない限りはうんざりするほどの時間がかかります。柏は、東京駅から直通では行かれないため、上野で常磐線快速に乗り換える必要がありますが、乗ってからは停車駅も少なく快適です。しかし、運行本数が少ないという問題があります。

 結局、どちらも都心からの所用時分も40~50分くらいと、結構遠いということです。この、都心からの適度な遠さこそが、
都心に出るよりも近場で済ませられる「街」を求める需要につながり、この2つの街を支えてきたと言えます。同様に形成された街には、船橋、町田、大宮などがありますが、近年、立川と柏の商業集積は凄まじいものがあります。

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