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取鳥?鳥取?なぜ、こんなにも間違えやすいのか

 
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 ワープロやパソコンの時代になって、自ら文字を書くことが減ったから良いものの、もし「とっとりけん」という漢字を日本人に書かせたら、半数以上が最初うっかり「取鳥県」と書いてしまうのではないでしょうか?

 県民や在住経験者、近隣県民であれば分かるかも知れませんが、都道府県の1つという程度にしか認識していなければ、人生でそんなに何回も書いたことないし、もしかすると小学校の社会科の時間以来、書いていないかも知れませんね。

 「とっとり」を「とっ」と「とり」に分けた場合、「とっ」と読むのは普通、「取っ手」とか「取って下さい」などというように「取」という字の方ですね。「鳥」を「とっ」と読むのは、鳥取のときぐらいなのではないでしょうか?

 ですから、書き間違えるのは当然なのです。
しかし、書いてみてもなお違和感を感じないというのは頂けません。人生に於いて「鳥取」と書いた経験はあまりなくても、字面を見た経験なら、数え切れないほどあるはずだからです。

 鳥取県といえば、島根県ともごっちゃになりやすいですし、「鳥」と「島」も似ていますね。元もと山陰のマイナー県ですから、なかなか覚えてもらえないというのも、なんとも不憫なことです。

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