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中央線はなぜよく止まる?その理由に迫る

 
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 JR中央線(中央東線)、中央線快速は、しょっちゅう、運休というか運転見合わせで止まっていますね。首都圏の交通情報を見ていて、「運転見合わせ」で登場回数の多いのはなんといっても中央線快速で、おそらく一・二位を争うのではないでしょうか。

 では、中央線快速がこんなにも良く止まるのには、何か理由があるのでしょうか? 沿線住民からすれば、「ち、また運転見合わせだ、何で中央線ばっかり」という思いですね。

 最も大きな理由は、その運行本数の多さにあると言えるでしょう。1つの電車が事故や故障を起こす確率が0.01%とした場合、一日100本の路線と一日300本の路線では、3倍も運行に支障を来す確率が違います。中央線快速は、東海道線、埼京線、常磐線、総武線などの首都圏各線と比べて圧倒的に一時間あたりの本数が多く、山手線なみに頻繁に運転されています。さらに、運行系統が複雑で、この本数の中に特急やライナーが割り込んでくるばかりか、青梅線・五日市線・八高線などとも直通運転が行われていて、一旦運行に支障を来した場合に回復までにも時間がかかります。

 さらに、中央線は自殺に
よる人身事故が多いことでも有名です。その原因は、人をいやすオレンジ色にあるとも言われていますが、JRでは、中央線のホームの端に、鏡や、青いライトを設置するなどして、自殺防止に工夫を凝らし躍起になっています。

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