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大企業に就職の秘訣は、社畜になるアピール [誰も書かない就活の真実]

 
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 大企業に就職すれば一生安泰、と昔は言われましたが、今の時代は全く様相が異なってきました。松下電器やシャープ・NECなど、電気大手の血も涙もない大幅なリストラが、それを良く物語っています。一生安泰を望むのであれば、公務員を目指すべきで、大企業は社員に対して「一生安泰」を提供するためのものではありません。

 それでも大企業に就職したければ、採用面接でアピールするポイントは「能力や経験」でも「知識」でも「リーダーシップ」でもありません。「会社にとって使いやすい社畜になります」ということを暗に示す、これに他なりません。

 採用する側も社員ですから、社畜は社畜です。そして、会社とは、会社に向かって意見したり刃向かったりするのではなく、文句を言わずにサービス残業でも転勤でも名ばかり店長でも務めてくれる「社畜」を雇いたいのです。当たり前ですね。

 そして、できることなら会社にしがみつかず、リストラにはすぐに応じて自主的に退職してくれる、そんな社員が理想です。

 これからの時代は、大企業で、新卒で就職してたたき上げの社員が、
幹部や社長になれるようなケースは激減します。そして、MBAを取得したコンサル出身の人や、ファンドからの人材、ヘッドハンティング、またはストリンガーのように外人が連れてこられるなどのケースが増えることは疑いありません。新卒入社社畜組は、こういう外部からやってきた社長に、リストラでクビを切られたり翻弄されたりする、はかない存在でしかありません。

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