会社経営者(中小企業社長)と結婚 デメリットと注意点
上場企業など大企業の経営者は、多くは出世街道の最終点にあるもので、本質的にはサラリーマンと変わりません。なんといっても通常、若い頃に大企業の経営者になることはできませんから、普通は経営者になる時点ですでに結婚しています。そのため、大企業の経営者を結婚相手として検討・吟味することはありません。
さて中小企業の社長となると、特に創業社長ともなれば若い頃は会社を大きくするのに忙しく、結婚などそっちのけで働いてきたことも多いですから、晩婚の傾向が強く、年の差婚になる例が多いという実態があります。ですから、年の差のある結婚に当てはまる注意点はおおむね、気をつけた方が良いでしょう。
中小企業の経営者の場合、良く言われることですが、会社がつぶれると家屋敷も売り払って一家離散……という悲惨なイメージがあります。しかし、これは本人の考え方次第です。会社が借金をして、それを個人保証していなければ大丈夫です。しかし、現時点で借金をしていなくても、将来借金をする可能性がありますから、注意は必要です。
結婚相手として考える場合は、会社の安定性を見ることが必須ですが、
それは高度な知識とセンスが必要で、専門家でもそうそう会社の将来性を占えるわけではありません。従って、むしろ会社をつぶしたときに、それでもやっていけるだけの能力と精神的なタフさがあるかどうかがポイントです。
会社がつぶれただけで無理心中するような人であれば、迷惑千万で最悪だからです。何度転んでも起き上がれる人かどうか、それを見抜くように心がけましょう。
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