就職活動が終わった後に暇を持てあまして、最後の学生生活をどのように有意義にすごそうかと考えたときに、アルバイトを始める学生が多いようです。確かに、就職後はアルバイトは難しいですし、簡単にいろいろな業界を内側から見られるチャンスなので、とても良いことのように思えます。 また、女性ならキャバクラでのバイトは、いろいろな業界の社会人から生の声を聞けるため、大変、人生勉強になります。キャバクラでの接客経験は、社会に出てから仕事でビジネスマンと接するときの糧となることは間違いありません。 しかし、内定をもらい一社に絞った後は、新しいアルバイトを始めるのはやめた方が賢明です。 アルバイトは、他の業界や他の会社をかいま見ることになります。そうすると、目移りする恐れがあるからです。アルバイトで経験できるのは業界のほんの一部ですが、自分はこっちの方が向いていたのではないか、内定した会社など断って、別の業界に再チャレンジした方がいいのではないかと考える可能性があります。 また一方で、アルバイトを通じて、自分が内定した会社や業界の良くない点が見えてくる可能性あります。その場合でも、やはり内定を辞退してやり直したい衝動に駆られるでしょう。 しかし、この時期は精神的にも不安定で、一時期の浅薄な思慮で 一生を左右する誤った決断をしやすいのです。過ちを起こさないためには、新しいアルバイトに近寄らないことでしょう。