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ドトール、なぜ「ミラノサンド」という名称か

 
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 ドトールコーヒーといえば、セルフサービス形コーヒー店の草分けで、新しい業種を開発したと言える、とても貢献度の高い企業です。おかげでたくさんの個人経営の喫茶店は苦境に追い込まれたとも言えますが、ドトールコーヒーのもう一つの特徴は、食べ物が美味しいことです。

 特に、ジャーマンドッグは人気で、値段も安く、パンもソーセージも美味しいのでシンプルながらなかなか満足度の高い一品です。「ジャーマン」とはドイツで、ソーセージだからドイツだというのでしょうか。ありきたりに「ホットドッグ」としなかったところも、成功の秘訣かも知れませんね。

 では「ミラノサンド」の名前の由来は何なのでしょうか? ミラノサンドは、イタリアでよく食べられるパニーノ(パニーニ)そのものです。当時パニーニに馴染みの無かった日本で、イタリアの地名を取って「ミラノサンド」としたのかもしれませんね。

 しかし、日本でパニーニといえば、
パンを焼いて焦げ目を付けた形態が一般的なので、今に振り返ってみれば、結果論ではありますが、「パニーニ」という名称にしていなくて正解だったとも言えます。

 ミラノサンドは具の種類でA~Cとあり、その他季節ものが1つラインナップされていることが多いようです。B~Cも内容がときどき入れ替わるようなので、飽きが来なくて嬉しいですね。

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