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特急優先の京王線、速達性重視を鮮明に

 
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 京王線は、JR中央線と新宿~高尾間と競合していて、常に競争にさらされてきました。特に、高尾~新宿間は、京王線の方が運賃が安いこともあり、高尾より西から中央線で新宿に行く乗客が、高尾で乗り換えてもらえれば収入増につながりますから、熱心なのは当然です。

 それもあって、京王線は、特急列車などの速い優等列車が相当優先されています。

 新宿を出て、次が明大前、その次が調布で、調布まで15分で到達できます。調布駅の地下化工事により列車の運行も改善されましたので、ますます便利になったと言えるでしょう。この特急が、日中1時間当たり9本も運行されています。

 そのとばっちりは、各駅停車の少なさです。各駅停車しか停まらない駅は、
日中6本しか停まりません。優等列車を含めると日中1時間当たり21本が運行されていますから、3本に1本以下。冷遇にもほどがありますね。

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