炎色反応の色を覚えるための、化学の名言があります。みなさんも、高校の授業で習いましたね。 「リアカー無きK村動力借りるとするもくれない馬力」 しかし、あまりスムーズな日本語ではありません。これは一体どういう意味なのでしょうか? 当然、昔の話ですから、K村 はひなびた農村で、ものを(たとえば農産物や土)を運ぶリアカーすらなかったのでしょうね。K村というようにイニシアル表記にするのも、その辺の配慮なのでしょう。そこで、イッキに、人力ではなく、動力を借りようとするわけです。相手は隣村でしょうか? しかし、貸してはくれなかった。ううん、昔は水利権で隣の村と血を血で洗う争いがあったぐらいですから、当然とも言えますね。なので、馬力に頼るしかなかった。泣けてきますね。 しかし、隣村は、リアカーどころか、動力を持っていた。裕福ですね。といっても、蒸気機関なんかではなく、結局、人力か馬力だったんですかね。だったら、貸してはくれまい。 念のため、色についても記載しておきます。 Li=赤、Na=黄、K=紫、Cu=緑、Ca=橙、Sr=紅、Ba=緑 ストロンチウムは、あの炎色反応で覚えた