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勤務先の上司の親族が亡くなるのは、良くあることです。その際、通夜や葬式などの葬儀の案内が来た場合、これには行くべきでしょうか? 行かなくてはならないのでしょうか?
これには、3つの要因が絡んできます。
一つは、その親族と上司の関係です。配偶者、子息、実の父・母の場合は、原則として参列するべきです。義理の親や、祖父母の場合は参列は必要とまでは言えませんが、上司本人が喪主である場合は参列した方がよいでしょう。
もう一つは、その上司との間柄です。直属で直近の上司(例えば、自分が平社員で、上司が係長の場合)は、参列した方がよいでしょう。しかし、自分が平社員で、上司が事業部長など、階層が離れている場合は、あまり気にすることはないでしょう。
最後に、葬儀の行われる場所です。これが、新幹線や航空機を使うような遠方の場合は、通常は参列する必要はありません。よほど世話になった上司の場合だけ、参列すれば良いでしょう。所要1~2時間が微妙なところです。このような場合は、周りの人に合わせるのが賢明です。しかし、あまりに遠方の場合には、周りに合わせる必要はありません(他の人が参列するからといって、イヤイヤ参列するほどではないでしょう)。
例1)
自分の直属の課長の妻が亡くなって、葬儀は職場から1時間程度の場所
通夜はもちろんのこと、場合によっては告別式も参列した方が良いでしょう。
例2)
社長の義理の母が亡くなって、葬儀は社長の妻の実家(飛行機でないと行けない)
参列の必要はないでしょう。
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