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ビジネススーツは現代の囚人服

 
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 いわゆるオフィスワーカー、ホワイトカラーが、全員スーツを着用して仕事に臨む今の姿は、いずれ、なくなると思いますが、早くなくさなくてはいけないものでしょうね。動きにくい、窮屈、高い、洗濯しにくい、デザインの自由度が低い、などいろいろ欠点があります。なかでも、「寒暖に合わせにくい」というのが、致命的と思います。寒ければタートルネック、暑ければ首周りが大きく開いたものを着用したいのは当然だし、そうすることが省エネにもつながる。でも、それを許さない。

 反論は、
大抵、ばかみたいなものです。「スーツを着た方がパリッとした感じで、緊張して仕事に臨める」とか、「取引先に失礼」とか。結局、我慢の文化という気がしますね。

 実際には、紳士服業界というのが存在して、このスーツ文化がなくなっては困るわけです。それはなにも、アオキやはるやま、コナカや青山商事などの紳士服店だけではありません。たとえばクリーニング屋。スーツやワイシャツなどの洗濯需要に、どれだけ支えられているか分かりません。

 でも、そろそろ決別の時ですね。動きやすくて、安くて、扱いやすい服。文明の発展と共に、衣服の進化もこのようにあるべきです。

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