アルバイトの面接ひとつとっても、せっかく時間を割いて行くわけですし、何よりも落とされたら非常に屈辱で腹が立ちます。客として「２度と、食いに行くものか！」いう気になってしまいますから、好きな店を受ける場合には、基本的には必勝の態勢でのぞみたいものです。マクドナルドのバイトの面接に落ちたからといって、悔しくて一生マックに行かないのでは、不便ですからね。

　まずシフト等、お店に入れる曜日や時間を、採用する側は一番気にしています。これは、あまりあれこれ希望を言わずに、いつでも入る気があるとアピールしておいた方が受かりやすくないます。採用されてから、実際にシフトを入れるときに希望を言えばいいのです。予定や事情が変わるのは、誰にでもあることです。

　経験を聞かれることもありますが、これは、正直に答えましょう。実は、同業他社での経験があると、かえって使いにくいとか、こちらの店のやり方に文句を言うとか、いろいろとトラブルの元なので、元もと簡単な仕事ですから、経験は邪魔になる側面が大きいのです。逆に、経験があるのに「ない」とウソをつくのは変な話です。

　そして一番大切なのは、笑顔と覇気です。これがなくては、 採用する気になりませんので、「マジメ＝根暗さ」よりも「笑顔＝明るさ」を売りにして、「この人と働きたい」と素直に思わせるような人柄をさりげなく出せることがとても大切です。